こんにちは、どりーです。
2017年から大学事務(派遣、嘱託)をしています
2児の母(大学生)で、子育て卒業間近です
5年間シカゴに家族で滞在していました(駐在生活)
ちょっとだけ英語ができます
超物忘れがひどい
先日、ポン太が所属しているオーケストラのコンサートに家族で聴きに行ってきました。
ベルリオーズ.....ちょっと変な曲だった...(失礼)
彼は、大学OB達で構成されている社会人オーケストラに所属しています。
首都圏の上手な大学オーケストラ部(東大、早稲田、慶応、一橋など)のOBで構成されているらしく、いわゆるドリームチーム的な感じでレベルも高いらしいです。(本人談)
子どもの習い事にバイオリンを選んだわけ
ポン太とポン子は小さい時からバイオリンを習っていました。
どこの家庭でもピアノとか音楽系の習い事は一度は通る道かと思います。
まあ、ポン太のように男の子で音楽系の習い事をする人は少数派かもしれませんね。
サッカーや野球などのスポーツは、大きくなってから自分の意志で始める機会ががあるだろうけど、音楽系の習い事、中でもピアノとかバイオリンなどは親が習わせないと、習得の機会はないかもと考えて4歳の時にはじめました。
男の子がピアノ弾けたりするのはかっこいいなあという単なるミーハーな気持ちもありましたけどね。(セナのピアノ世代です♪)
それでポン太にピアノかバイオリンだったらどっちが好き?と聞いたら

と言ったのです。
森の音楽家ですね。
かわいい頃です。
そうして習い始めたバイオリン。
当時は転勤も多く、家も賃貸で狭かったのでバイオリンは場所も取らずにちょうどよいという単純な理由もありました。
(全くセレブな家庭ではありません)
それが、近所のヤマハ音楽教室から始まり、シカゴでとっても素晴らしい先生や仲間との出会い。
帰国後も学校のオーケストラ部や地域のジュニアオーケストラで楽しい演奏経験をしてきたおかげで、今まで続いています。
実はバイオリンはピアノより弾くのが簡単
子どもの習い事として日本では断然ピアノの方が人気がありますが、ポン太とポン子のこれまでのレッスンを見てきて、バイオリンの方が弾くのが簡単なのかもと思います。

ポン子もポン太同様、4歳からシカゴでバイオリンを始めました。
その後、5歳の頃にピアノも習っていたのですが、その習得の歩みがバイオリンと比べて段違いに遅かったのです。(かなり不器用なタイプ:笑)
そもそも、ピアノは右手と左手とで別々のメロディを弾きます。
一方バイオリンは一つのメロディです。
譜読みの段階で、ざっくり半分の労力ですよ。
ピアノは右手の練習をして、左手の練習をして、そして両手で合わせて・・・
あ、弾けない。また、右手、左手、両手・・・。
この繰り返しです(笑)。
その点、バイオリンは1つのメロディなので、あとはそこをなぞっていくだけ。
前へ前へと進むことができるのです。
音は普通に出ます

よく聞かれます。
音?
これってたぶん、しずかちゃんの影響なのかもしれないなあと強く思います(笑)。
ドラえもんに出てくるしずかちゃんはバイオリンを弾いていますが、その音がギーギーひどいという設定になっていますよね。
あのイメージが強いのか、音について心配される方が多いようですが、普通に音は出ますよ。
もちろん、音の質感とか珠のような音色とか、そういうレベルの音を出すというのは別世界ですが、素人が聞くに堪えるぐらいにはすぐ出るようになります。
まあ、音程は自分の左手で抑える場所によって変わってくるので、その点ではピアノよりも難しいといえます。
ただ、小さい頃はシールを貼ったり(笑)鉛筆で印をつけたりちょっとした工夫もします。
聞いたことがある曲を弾ける楽しさ
そしてもう一つ大きな違いがあります。
それは、バイオリンの方が初心者の頃から有名な曲を演奏することができるなあと。
私自身が子どもの頃にピアノを習っていた経験があるので、この点で子どもたちにバイオリンを習わせていて驚きでした。
例えば、ユーモレスクという曲があります。
誰でも聞いたことがあるようななじみのある曲ですが、ポン太は習い始めて1年ぐらいの発表会で弾きました。(特に才能があるタイプではないです)
その後も聴き慣れた曲が練習曲としてたくさんあるので弾いていて楽しいです。
それにピアノの伴奏と合わせて弾くとかなりそれっぽくなって、聴く方も弾く方も楽しめるのです。
もちろん難解なコンチェルトはたくさんありますから、上を見たらきりがなく難しいですが、子どもの頃に継続するにはモチベーションが保ちやすいなあと、そばで見ていて常々思っています。
部活やオーケストラケという活動の場がある
ポン太は大学を選ぶ時も、オーケストラ部に入りたくて今の大学を選んだほどです。
シカゴでの幼馴染が大学の文化祭コンサートに招待してくれて、その演奏を聴いて感動したポン太は




すごいモチベーションを与えてくれました(笑)。
バイオリンはピアノと比べて、仲間と一緒に演奏ができるという良さがあります。
一人で練習しつづけ発表の機会が少ないピアノよりもバイオリンの方が継続するモチベーションが保てるように思います。
ポン子も、中学受験した中高一貫校にはオーケストラの部活がありませんでしたが、地域のジュニアオーケストラに所属していました。
そこでよい先生と出会ってヴィオラに転向し、今も大学のオーケストラで演奏しています。
ポン太とポン子は別々のオケに所属しているのでコンサートの時期もバラバラ。
しょっちゅう家族でコンサートを観に行っていました。
家でもクラシック音楽がかかっているし、ポン太とポン子はいつも仲良くクラシック談義をしています。
こう書くと、すごいハイソな家庭のようですが、ごく普通の庶民です笑。
実際、私もダーリンも楽器はほとんど弾けません。
でも、幸せなことにポン太とポン子が弦楽器を続けてくれたおかげで、私たちの趣味も増えました。
楽しみも増えました。
毎日30分の練習が続かなくて大変だったのにね。
ほんと、まさかこんなに長く続くとは思いしませんでしたよ。
*********
演奏をするときって、団員達の真ん中で弾きますよね。
それってすご〜くいい音なのですって。
一番いい場所で、演奏が聴ける。
それが楽しい!と言っています。
そんなふうに言ってくれるポン太とポン子を見ていると、続けさせてきてよかったなぁと思います。
送り迎えとお月謝と、そして毎日の「練習しなさいよ」
そのときは大変でしたけどね。
でも。よかった。
\小さい頃の分数バイオリン ♪/
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