こんにちは、どりーです。
私は大学で嘱託職員として働いています。
2017年から大学事務(派遣、嘱託)をしています
2児の母(大学生)で、子育て卒業間近です
5年間シカゴに家族で滞在していました(駐在生活)
ちょっとだけ英語ができます
そろそろ、来年度の履修要項やシラバスが続々と公開されていますね。
単位が取れなければ、進級・卒業にかかわるわけですから、大学生にとっては、1年に2度のキモとなる作業なわけです。(最近は春と秋に履修登録をします)
シラバスとは、ざっくりいうと授業について担当の教員名、開講曜日・時限、授業内容、評価基準などが書かれているものです。
参考:シラバスとは何?大学で使われるが今さら聞けない謎の用語15選 | 社会人生活・ライフ | 社会人ライフ | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
つまり、大学生にとっては新学期の準備を始めるために大切な情報なのですよ。
履修要項やシラバスを見て必要な単位数を確認して、時間割を組んでいくわけです。
誰でも見られる履修要項やシラバス
大学で事務を始めるまで知りませんでしたが、各大学の履修要項やシラバスはたいてい公開されていて、ネットでだれでも見られる状況です。
自分が学生なわけでもないのに、見ているだけで楽しいです。
なので、ポン子やポン太の大学のシラバスを検索してみたり、自分の母校のシラバスを探してみたりします。(笑)
なんの役にも立ちませんが、なんか懐かしく思ったり、「へえ、こんな授業があるのね」と知ること自体が楽しいです。
学びはいくつになっても大切です。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/H/HappyDory/20220302/20220302141045.jpg)
裏シラバスっていうんだ
大学生の頃、一番の関心は「どの授業が楽して単位がとれるか?」でした。
はい、バブル直後の入学組です。キャンパスライフを謳歌しようとしてましたね。
いまでいう「陽キャ」というやつでしょうか。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/H/HappyDory/20220302/20220302141045.jpg)
まあ、どんなタイプの学生でも単位は欲しいですものね。できれば少ない努力で。
で、そういう授業を「楽単」と呼ぶのですね。私の頃はそんなワードではなかった気がします。
あ、思い出してきました。「楽勝(の授業)」とか呼んでたような・・・(遠い目)。
とにかく、その楽単についての情報集めが、新学期の一番の関心事でした。
サークルの新歓活動は、もっぱら「楽勝の授業を教えるよ」という感じ。
当時、私が在籍していた大学では、楽勝が載っている冊子が無料で配られていました。通称「まちそー」。(懐かしすぎる)
それを一般的な用語でいうと(一般的?)「裏シラバス」というようです。なるほど。
今は、ネットでの情報共有の方が多そうですが、まだ冊子を発行している大学もありますね。
前に勤めていた大学の事務所には、その楽単に関する冊子が置いてありました。
教授の目には留まらないところにひっそりと。(笑)
教員ごとに評価もされていて結構おもしろかったです。
楽単ばかり登録すると抽選で落ちます
はい、見出しの通りです。(笑)
よく学生が
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/H/HappyDory/20220212/20220212124216.png)
と事務室に相談に来ることがあります。
もちろん、本当に運が悪くて落ちることもありますが、たいていは
「楽単授業ばかり、申し込むから落ちるのだよ!」
と言いたくなることばかりです。(笑)
人気が集中するので倍率があがる。
これ、当然です。
その辺のバランスも考えてください。(誰に向けてのメッセージ?)
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もうすぐ卒業式があって、入学式もあります。
日本の春は、別れと出会いの季節ですね。
そんな若者を間近でみることができるので、大学職員はとても楽しい仕事です。
自分の学生時代を思い出すことも、たびたびありますし。
正職員でもないし、残業ばりばりの責任もないけれど
母をやりながら、私にとってはちょうどよいワークバランスなのです。
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