こんにちは、どりーです。
私は大学で事務のお仕事をしています。
契約期間が決まっている嘱託職員というものです。
昨日今日は、私が勤める大学で卒業式が行われています。
大学では学位授与式と言います。
この行事は私が一年の中でも一番楽しみにしているイベントの一つなのですよね。
入学式ももちろん好きな行事ですが、学位授与式の方が学生が晴れ着を着るので学内がぱーっと明るくなるのです。
今年度もコロナの感染状況を考慮して、卒業生のみが列席する授与式です。保護者の方々は残念ながら大学構内に入ることはできず、オンラインでの参加だそうです。
昨日出勤日だった私は、学内で華やかな袴姿の学生をたくさん見ることができました。なんとかわいいことでしょう!
もう、ピッカピカです。つるつるのピカピカ!
肌のつやが違います!(笑)
色とりどりの袴を着て、髪もきれいにアップして、爪も可愛くネイル。
本当に、頭のてっぺんから足の先まで美しい~。輝いています☆まぶしい!
・・・というと、男子学生やスーツ姿の女子学生に申し訳ない気もしますが、それでもおばさんは気持ちがあがるのですよ⤴
私の仕事は式典には関係がないので通常業務なのですが、自分の席から中庭が見えるので、もう仕事どころではありません。特に用もないのに中庭に出てみたり・・・。
楽しそうに写真を撮りあっている姿をのぞいて、幸せのおすそ分けをいただいておりました。感謝です。
正門の前には、学生だけでなく保護者の方々もたくさんおみえになっていました。
構内には入れなくても、門柱のところでお子様たちと一緒に写真を撮りにこられたのですね。
それにしても、写真撮りのための列は長いことったら。
ちょっと笑っちゃったのは、うちの大学は門柱の片方にだけ「〇〇大学」という文字が入っているため、そちらはかなり長い列ができていました。
一方、文字がない門柱は人気がありません。
「こちらなら今すぐ写真が撮れます~~!」と係りの人が宣伝?いえ、案内していました。(笑)
でも、やっぱり大学名は欲しいですものね。
そりゃそうです。
そういえば大きな看板がありませんでした。
「〇〇大学 学位授与式」という白い大きなヤツです。
密になるからやめたのでしょうか?
結局、同じな気がします・・・。
遠く遠くなってしまった、自分の大学卒業式を思い返してみますと、あの頃は「別れ」というものをそれほど実感できていなかったなと思います。
また、すぐ会えると思っていたのでしょうね。
「じゃあね~」と手を振って別れたきり、会っていない友達がたくさんいます。
大学を卒業すると就職先も全国に散らばり、会う機会がぐっと減ってしまいますよね。1年目はまだ集まることもありましたが、それでも特定の仲間だけ。
最近、「お別れ」はちゃんとしたほうが良いなと思います。
しっかりと意味をかみしめて、名残を惜しんで、悲しんで・・・。
次また会えるとは限りませんから。
それっきり悲しい形であえなくなった友もいます。
人生の大事な儀式ですものね。
大学事務の仕事は、学生と関わることがたくさんあります。
授業の数も多く、内容も多様になり、留学などのプログラムもたくさんあるため、履修登録や免許取得など、私の頃と比べるといろいろと複雑になっている気がします。
小学校から中学、高校、そして大学へ。
大学は社会に出る前の最後の期間です。
ちょっと大人でまだ子どもの部分があって。
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今年の卒業生は3年、4年生の時期にコロナで大学がほぼオンラインになった学年です。きっと、サークルや部活動もメインで活動する時期が自粛になったと思います。
就職活動もオンライン主体で準備していたものとは違ったことでしょう。
遊ぶことも、もっともっとあちこち出かけて、旅行もいって、新しい人と出会って・・・というのが、とても制限されたと思います。
でも、学生という立場は卒業するけれど、まだまだ人生は続くのですよね。
旅行も行けます。人との出会いもあります。
メインで活躍する機会もまだまだあります。
どうかどうか、輝かしい未来が待っていますように。
祝!ご卒業おめでとうございます。
春は大学事務の募集が多いです▼
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