こんにちは、どりーです。
今年も家族で近所の天満宮さんへ初詣に行きました。
自転車ですぐのところにあるこの神社へは初詣や合格祈願でいつもお世話になっています。
初詣では、たいていお参りしてお守りを買っておみくじ引いてがルーティン。
子どもたちが受験生だった年だけは絵馬を書いていました。
困った時だけの神頼み派です(笑)。
今年もお参りした後に、なんとなく絵馬を見て
「あ~、懐かしいな」
という気持ちとともに、みんなの切実な願いを目の当たりにすると、胸がざわざわしてしまうのです。
絵馬。
どうか合格しますように・・・
心の底から願った日があったなって。
遠い昔、私が受験生だった頃は自信がなくて絵馬に大学名が書けませんでした。
祈願なんだから自信がなくだって(ないからこそ?)お願いしなきゃなんだけどね。
真剣に最大限努力をしていたのですが、それでも(だからこそ?)なんか、書けませんでした。
はっきり書く勇気がなかったのです。
それに、合格しなかったら恥ずかしいとか、
近所の神社だったら知り合いに見られるかなとか
第一志望がだめでも他の大学に合格したいから大学名は特定しない方がいいのかなとか。
なんかいろいろと言い訳を自分の中で考えてしまって、なんとなくぼやかした感じで
第一志望の大学へ合格しますように
とか、
行きたい大学へ受かりますように
って、幅広くご利益を受けられる感じで曖昧に書いていた記憶があります。
なのに息子ポン太は高3生の絵馬に、はっきりと大学名を書きました。
〇〇大学△△Ⅰ類に合格しますように
え?書くんだ・・・大学名。
すごく驚きました。
書くのにためらったりしないのかなって。
だって、かなり合格の可能性が低かったから。
もちろんポン太がその大学を第一志望にずっと頑張ってきたのは知っていたし、それ以外の大学が眼中にないことも理解していました。
それでもやっぱりはっきり文字に書くのは勇気があるなと驚きました。
すごいな、ポン太。
その勇気に感動。
もう、本当にそこしか見てないんだろうな。
走り切る覚悟ができたのだろうね。
自分が持てなかった勇気だからこそ、ポン太を尊敬しました。
やるやん、ポン太。
自分が本当に熱望していることを言葉にするのは勇気がいるよね。
ダメだった時のことを考えちゃう。
周りにどう思われるかとか。
なのに彼は書いた。
すごいよ。ほんと。
もしかしたら、そこまで深く考えていなかったのかもしれません。
でもやっぱりその決意が絵馬に表れてて、ドキンとしました。
ポン太の試験日には必ず参りに行きました。
お賽銭を入れて、鐘をならして。
どうか自分の納得いく成果が出せますようにと。
そしてそのあとは、必ずポン太の書いた絵馬を見て願いました。
どうか、ポン太の願いが叶いますように。
ちょっと涙ぐんじゃうのよね~。毎回。
その勇気に。
彼の本気度に。
******
あれから6年が過ぎました。
今年もたくさん吊るされた絵馬を見て、またうるっときてしまいました(笑)。
きっとこれからも、絵馬を見るたびに思い出すんだろうな。
ポン太は熱望した大学へ進学し、現在は大学院に在籍しています。
今年は博士課程へも進学するんだって。
大きくなったなあ。
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