こんにちは、どりーです。
最近、職場に不穏な空気が漂っています。
いや、別に同僚と仲が悪いとか、上司が嫌だとかそういうお話ではありません。
学生が・・・・泣いてます。
大学生の子どもを持ち、大学で事務をしているアラフィフです（派遣、嘱託）
現在は資格系の事務。以前は教務系事務の経験あり
5年間シカゴに家族で駐在
ちょっとだけ英語ができます
物忘れがひどい
学生が泣いているというと大げさですが、最近泣きそうになって連絡してくる学生が増えています。
5月の大学といえば、履修登録がおわって今年度の授業が本格的に始まる時期です。
ご存知の通り、大学というところは自分で時間割を組んで、ネットから履修したい授業を登録する必要があるのです。
そして、はりきって授業に行ってみると
え？君の名前が名簿にないよ
と言われることがあるのです。
こわすぎ～！
でも、実際はちょいちょいあるアクシデントなのです。
アクシデント・・・。
って、要はなんか間違えたってことなのよね。
まあ、よくあるのは「登録」ボタンを押し忘れたってやつです。
履修登録のシステムは大学によって異なりますが、だいたいはAmazonとか楽天とかのお買い物サイトと似ていて、いったんカートに入れて（仮）最終的に「確定」ボタンを押すシステムです。
仮の段階で、時間割が重複していたり（同じ曜日の時限とか）、キャンパスが複数ある場合に移動時間を考慮してエラーになったりと、いろいろ複雑なルールがあるわけです。
そんなルールを一通り超えたら、最終ボタンをポチっと押すんですよ。
なのに、なぜかそれを押し忘れた！？
あるいは、一定期間中ならば登録の変更が可能で、ある科目を削除してその時間に別の科目を入れようと思ったら、最後のボタンを押し忘れるとか。
まあ、どんなミスがあるのか計り知れませんがいろいろと学生さんはやらかしちゃうわけですよ。
最大の問題は卒業にかかわる科目の場合
でも多少のずれは、まあ許容範囲の場合が多いのです。
楽単（簡単に単位が取れる授業）を登録しようと思ったら、手違いで鬼単（難しい授業）を取っちゃったとか。（笑）
シビアなのは、例えば資格に関する授業。
教員免許の取得に必要な科目には、学年ごとに落とさずにひとつひとつきっちり履修していかなければならない科目があります。
詳しくはこちらの記事に書いてありますが、とにかく最近多いです。
登録できてなかった～～～！！！
って学生が。
ほんとに。
なぜそういう事象が起こるのか？
再三いろんなガイダンスで説明もしているのに、もれちゃう？？
履修ができなければ、もちろん卒業までに資格は取れません。
今日来た学生も新3年生で、自分のミスで登録し忘れパターン。
友達と話していて、自分の履修登録が完了していないことに気づいたそうです。
呆然とした姿にこちらも啞然。
どうしてあげることもできません。
変だと思ったらその時点で相談に来て～～！！
結局、彼は卒業までに資格は取れません。
まだ3年生だけど、もう挽回はできないのです。
だから卒業を延期して（留年）資格を取るか、資格取得をあきらめるか・・。
最近、連日こんな相談ごとばかり。
電話口の向こうで号泣しちゃった学生もいたそうです（涙）。
高校と違って大学は自分で何でもやるところです。
だからこそ、おかしいなと思ったら事前に（取り返しがつくうちに）ちゃんと確認する。
社会人になれば当たり前のことが、まだまだ身についていない年齢なのだなと痛感します。
ううう、心が痛いし、同じような年齢の子どもを持つおばちゃんとしても、なんとかしてあげたいけどね。
でもなんもできないのですよ。
みなさん、ほんと、気を付けて。
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