今秋もドラマが始まりましたね。
自称ドラマ好きの私の好みは、ラブコメ的に軽く観れるものや恋愛もののハッピーエンドです。
ドロドロとか怖いヤツとかは、あまり好きではありません。
観るだけでも体力やメンタルが必要ですもの。
私は娯楽として楽しく観たい派なのです♪
さて、この秋のドラマの中で今のところ一番気に入っているのが『いちばんすきな花』です。(フジテレビ:木曜夜10時~)
まあ、松下洸平さんが好きってこともあるけれど、なんていうか
不器用だけど優しい大人の物語です。
観てるとちょっとだけ胸がぎゅっとなって、でも温かい静かな雰囲気のドラマです。
主な登場人物は4人で、4人とも子ども時代から友人関係に悩みを抱えてきたという設定。
うまく周りと同調できずに違和感を抱えたまま大人になったって感じの4人。
確かに、周りに合わせることを強いられる小・中・高校時代って、私も覚えがありますから。
そういうことがうまくできずに、それを周りの人に悟られて、なんとなく浮いていた4人の物語ですから、毎回彼らが語るエピソードにしんみりとしてしまうのです。
同じもの見たからって、みんな同じ感情になってたら気持ち悪いですよ
って、春木椿 役の松下洸平さんがいうセリフが響きました。
同じ感情を持てなくて、同じ感情を求められて
って辛いよね。
違う感情を持つことに罪悪感を感じ
本音を言えば嫌われるかもしれない
そんな自分の気持ちに蓋をして
居心地が悪くてもハブられないように努め
必死だった
って、辛すぎる~。
でも、それがリアル。
なんだか娘のことと重ねて観てしまうので、さらに心に沁みるのかも。
女子中高校生活があわなくて、いつも居心地悪そうにしていたな。
自分の思ってることを言えないって、本当につらいと思う。
優しい子ならなおさら。
思春期の年齢はちょっと悪ぶった子の方が主流だから、優しい子はそれを隠さなきゃいけない。
正義や優しさに蓋をして、とにかく周りに合わせる青春。
なんだかな~、でもリアル
ってことを思いながら観ているので、それまた心を動かされるってわけです。
教室移動のある教科が苦手だった
ってセリフもしみじみ。
1人だと果てしなく遠い
って、悲しすぎるやろ~。
でも、わかる。
大人になったら、いやせめて大学生になったらそういう世界からは解放されるって思ってたし、そう娘にも言い続けてきた。
娘はそれを実感してるみたいで、安心。
特に今は留学中で、まったく価値観の違う人たちと一緒にいるんだものね。
文化も慣習も考え方も全然違う人たちとだから、逆にとっても居心地が良さそう。
このドラマでは大人になっても、まだ居心地の悪さを感じていて、うまく人間関係を築けないことに悩んでいるのね。
このあとドラマがどう展開していくのか、楽しみです。
見る者の心のどこかに残る感情を静かに揺さぶり、時に誰かと共有したくなる物語がこの秋描かれます。“二人組になれなかったすべての人”に贈る心優しい物語にご期待ください。引用:公式サイトいちばんすきな花 - フジテレビイントロダクションより
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