どりーずブログ

50代主婦。子育て卒業間近の元駐在妻。大学で嘱託職員中。コッカプーやバラや暮らしについて

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【大学受験】出願まであと1ヶ月~志望校を決められない高3の12月③


こんにちは、どりーです。

さて、高3の娘の受験記その③です。

ようやく候補になる大学をピックアップし、試験科目を絞り込んだので次は具体的に試験日程を見比べながら具体的に受験する大学・学部・試験形式を決めていきます。

 

これまでのいきさつについてはコチラです。

happydory.hatenablog.com

 

happydory.hatenablog.com

 

 

 

スケジュールを考える

・一覧表で管理
・連日を避ける
・重複する入試もいったん表に書き込む

候補となる大学/学部の入試は2月1日から20日ぐらいの間に集中していました。

私立文系大学を受験する生徒は、ざっくり20校ぐらいは受けると聞いていたし、手元にピックアップした候補校も、確かにそれぐらいかそれ以上でした。

20校って聞くとすごいね
 
ダークハル

 

特に2月10日前後は入試が重なっており、受けたい大学でも日程が重なれば受けることができません。

さらに、なるべく連日にならないようにスケジューリングをすることも重要なポイントです。

特に娘は体調が万全ではないので、体力的にも休息日が必要でした。

ざっくり考えてせめて一日おきぐらいかなと思って、ピックアップした大学/学部の入試日をエクセルの表に入力しながら考えていきました。

いったんは重複したり連日したりもOKとして、そのあとにだんだん絞っていく方法にしました。

この時点で最初にピックアップした大学よりも、もう少し下のランク大学へも広げて入試要項を収集し、受験候補にあげていました。

これらが滑り止めになるかはわかりませんが...。

選ぶ基準は、スケジュール的に受験が可能な大学英語外部試験が有効に使える大学です。

(こういう言い方はよくないですが)ランクが下の大学ほど入試日が多く設けられているので、スケジュールの空いているところへ配置しやすいのです。

 

配点を考える

・英語の配点が高い
・国語>社会の配点狙い

受験の合否はたいてい各科目得点の合計点で決まります。

ただ配点は学部によってかなり差があり、得意科目の配点が多い試験を選ぶことが有利になると考えました。

娘の場合は英語が外部試験利用の形式で、中でも得点換算される入試を選ぶことに決めていました。

さらにその中でも、持っている資格がなるべく高く換算してもらえる大学や学部を探しました。

加えて、他の科目に比べて英語の配点そのものが高い大学/学部の入試を優先して考えました。

 

次に、国語と社会の配点です。

社会は世界史を選択していましたが、社会はとにかく暗記です。

暗記は時間との勝負

3ヶ月間全く勉強をしていなかったので、時間が必要な社会は最も遅れていました。

ですから、国語の配点の方が大きい入試を選びました。

理想の配点は

英語(外部利用)>国語>社会

です。

そして、可能であれば社会が必要ない英語と国語だけで受験できる大学も探しました。

とにかく、勉強以外のところでできるだけ有利になる入試を探すという観点では、「配点」というのも大切なポイントです。

 

 

親が大学受験にかかわることについて

このようにして、娘の場合は偏差値からではなく、条件(入試形式)から志望校を絞り込んでいきました。

たぶん当時の彼女の実力から考えると(わからないけど)偏差値で20ぐらいは上の大学ばかりが志望校として選定されていたと思います。

そして、驚くことになんとか合格することができました!

当時の状況から考えると奇跡ともいえる大逆転をやってのけたのです。

(高校の先生は、めちゃめちゃ驚いていました)

 

ただ本来、大学へ進学するということは勉強したい学問があって、その場所として4年間過ごす大学を自分で選ぶというのが理想だと思っています。

娘にも、そうあってほしいと思って中学生のころからオープンキャンパスへ行ったり、大学について話をしたりしてきました。

でもコロナや体調不良で状況が一変し、彼女の大学選択方法も大きく変化せざるを得ませんでした。

親である私が大きくかかわることが本当によかったのかどうか、今でもわかりません。

でも彼女のその当時の学力と体力、そして気力を考えて、このように論理的な思考で志望校を絞りました。

科目と大学(入試)が絞られれば、勉強するにも集中して時間が使えます。

過去問対策も無駄なく行えたことは本当に効率が良かったと思います。

 

論理的に志望校を絞ってみて

普通ならば模試の合否判定や偏差値を参考に志望校を決めていくのものだと思います。

志望校の〇〇大学△△学部はB判定→チャレンジしよう!

D判定→再検討せよ!

とか。

しかし娘の志望校選定はこれとは全く異なる過程を経て決定しました。

娘の学力(偏差値)がわからないのですからしょうがありません。

でも一方で

自分(現在の学力・資質)が有利になる大学や入試

=大学のアドミッションポリシーと合致している

のではないかとも考えていました。

入試は「こういう学生に来てほしい」というメッセージだといわれています。

例えば娘の場合だと

・英語の読み書き能力だけでなく、聴く・話すも含めた4技能が高い
・国語が社会よりも得意

ということになります。

そして、さらに過去問を見て「解きやすい」「頑張れば点数をとれそう」という感触で大学/学部を選んでいたので、その点でも相性がよい=求められている像とあっているといえるでしょう。

参考となる模試の結果や偏差値という物差しがない中で、受験校を決めなければならなかった大変な状況下でしたが、意外と本質に沿った選び方ができたのかもしれないと思っています。

現在、娘は大学2年生。

本格的に専門分野の勉強も始まってきていて、難しいけど楽しいそうです。

来年から1年間の留学へ行くことも決まりました。

 

あんなにどん底だった高3の12月も、希望を捨てなければ光を見出せるものだと今振り返っても感慨深いです。

そして、最後の最後に大切だったのはやはり体調です。

いくら策を練って出願しても当日体調不良で受験できなければ元も子もありません。

気力と体力、そして最後が学力。

どうか身体に気を配って長丁場となる受験シーズンを乗り切ってくださいね。

 

 

 

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