どりーずブログ

50代主婦。子育て卒業間近の元駐在妻。大学で嘱託職員中。コッカプーやバラや暮らしについて

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【大学リアル】新学期は進級に必要な単位を確認する時期


こんにちは、どりーです。

ポン太が大学3年の秋。

彼は大学の事務所から呼び出されました

事務の人
あなた4年生になるつもりはないの?
 
あります
 
ポン太

なんてったって4年生では研究室に入って、そのあとは大学院に進学したいんだもの。

やる気満々です!(知らんけど)

事務の人
でも、あなた単位足りないから4年生になれないよ
 

 

What???

 

今回は彼がしでかしたアクシデントをもとに、進級にまつわる単位修得についてまとめてみました。

 

どりーはこんな人

2017年から大学事務(派遣、嘱託)をしています
2児の母(大学生)で、子育て卒業間近です
5年間シカゴに家族で滞在していました(駐在生活)
ちょっとだけ英語ができます
物忘れがひどい

 

大学の進級制度について知ろう

まず大学というところは、単位制です。

授業を受講して、基準の理解に到達すると単位がもらえます。

それを積み重ねていって、卒業に必要な単位数を満たせば卒業することができるのです。

(※単位修得以外にも卒業要件はあり)

ざっくりいって大学4年間で120~140の単位ぐらいが必要です。

それを4年で割って毎年30~35単位ずつぐらいを履修していけば卒業することができます。

まあ、4年生は就活や卒業論文などで忙しいため、多くの学生は1、2年生でがっつり単位を修得して3、4年生は授業数を少なくするのが王道パターンだと思います。

そしてその卒業時に必要な単位数とは別に、毎年の進級時(1年→2年、2年→3年など)に一定の単位数を修得していないと、次の学年にあがれない規定を設けている大学(学部)があるので要注意です。

 

例えば

近畿大学》では

2学年へ進級するためには、1学年において20単位以上を修得しなければならない。また、上記20単位のなかには、基礎ゼミ2単位と専門科目4単位以上が含まれていなければならない。ただし専門基幹科目C(教育専門科目)は、進級要件の単位には含まれない。引用:近畿大学経済学部履修要項

 

武蔵野大学》の例

2 年次進級基準(1 年次→2 年次)

①合計 30 単位以上を修得すること

②1 年次の必修科目のうち未修得科目が 2 科目以内であること

③単年度 GPA が 1.50 以上であること

引用:武蔵野大学

 

どの学年からの進級時に規定があるのかは大学(学部)よって異なります。

加えて上の例のように、修得すべき単位数のほかに特定の科目を履修済であることなどが進級の条件になる大学(学部)もありますからさらに注意が必要です。

 

ただ、この進級に関する条件は大学や学部によって本当に様々です。

以前、私が勤めていた大学(学部)は進級時には特に〇単位を修得しなければならない!という決まりがありませんでした。

ですから、ポン太からすごく慌てた様子のラインが飛び込んできて、私もとても驚きました。

「4年生になれないかも!!!!!?」

はい。ポン太の大学は4年生に進級するための定めがあったのです。

 

進級に必要な単位数はいつ確認するのか

通常は学期や学年が終わって成績発表がされた時です。

落とした単位などがあるために「必要な単位がそろっていない」という理由で進級の可否が分かれるのですが、実はそれ以前に学期初めの履修登録の時点でもある程度はわかるのです

というのは、そもそも必要な単位数(あるいは科目)を登録し忘れていれば成績に関わらず単位修得できるわけがありません。

ですから、

①学期初めに次の学年へ進級するための単位数と科目が登録されているか

②学期終わりの成績発表時に、取得したが進級の条件である単位数と科目をまかなっているか

という確認が必要なのです。

 

わが子の場合は計算ミス?

ポン太の場合は、①の登録をしていなかった時点での出来事でした。

そもそも足し算がわかっていなかったのか?

履修要項に書かれている進級条件の科目(数)を登録すらしていなかったのです

ですから、学期初めに事務所から呼び出しがきて、

「この登録数(科目)ということは、そもそも4年生に進級できない数だけど、進級する気がないってことでいいよね?」と言われたわけです。

(もちろん、留学に行ったり起業したり、家庭の事情などで敢えて進級しない学生も一定数はいます)

 

ポン太
進級します!4年生になりたいです!!!!!
 

おいおい・・・。

そしたら登録しなきゃだよ。

呼び出してくれるなんて優しいです。職員さま。(ありがたい)

 

ポン太は事務所に飛んでいき、事務の方が一緒に履修要項を開いて、単位数を足し算しながら確認してくださったそうです。

ありがたくて涙が出ます。感謝です。

 

新学期までに履修要項を見直しましょう

まあ、この単位数の確認って意外と盲点というか、見落としてしまう学生は多いのですよ。(決してポン太の愚行を認めているわけではありません)

その上、単位の数だけではなく、特定の科目を履修しておかなければ進級できなかったりその上位科目を受講できなかったりします。

つまり、ある授業を受講するためにはその前年までに修得しておかなければならない科目があったりするのです

たとえばそれがゼミの場合は通常は3,4年生の2年間をかけて演習をするはずが、前提科目を取得していなければ3年生でゼミに入ることができません

それが理由で卒業が1年遅れることになってしまうこともあるのです。

教員免許の取得を目指している人も、前提科目をしっかり修得していないと4年生で教育実習へ行くことができず免許をあきらめる卒業を延期するかという選択をすることになってしまうのです

ですので、まあコツコツとちゃんと単位を修得している人はよいですが、不安がある人は必ず学部要項をしっかり読んで自分の大学(学部)のルールを確認しておきましょう。

 

・・・と、ぜひこの記事を読んでいる方が保護者の場合は、ぜひお子様にお伝えくださいませ

おせっかいな母&事務のおばちゃんでした~。



 

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